私は、個人・法人を問わず、次世代への速やかな承継を可能にすることで、少しでも相続問題に対する精神的・肉体的負担からの解放を実現するための法務サービスの展開を目指しています。
この様に考えたのは、次のような問題意識を持っているためです。
・相続紛争を回避するための様々なメニューと組み合わせが存在するにもかかわらず、世間一般にはあまり浸透していないこと
・万一の相続紛争になった場合を見据えつつ、紛争解決がスムーズに行くための事前予防策が提案されているとは言い難い現実があること
・相続紛争が勃発した場合において、法的に追求可能な要求事項とそうではない事項とを適切に整理できるアドバイザーが少なく、無駄に紛争が長期化する現実があること
・事業承継と相続問題は密接にリンクするにもかかわらず、この点を意識しないことによる余計なトラブルを招いている現実があること
つまり、相続紛争を扱うことで培われた経験と勘を活用できないがために、法の保護を十分に受けられない「間隙」が発生しているのではないかと考えています。
例えば、自らの思いや意思を反映できていない遺言書を作ってしまった被相続人、正しい知識を持たないがために相手方に言いくるめられそうになっていた相続人、税務上の視点ばかりに意識をしたがために事業承継が困難となってしまった後継事業者…等々を目の当たりにしてきました。
この様な相続や事業承継に関する現状に対し、
「法の恩恵(=Legal Bless)を直接届けたい(=Direct delivery)」
この想いを実現するべく、「リーガルブレスD」と名付けました。